約1年ぶりの虫かぶり姫最新刊であるコミック9巻の発売です!
喜久田ゆい先生が描く、エリィとクリストファーのラブっぷりを待ち望んでいたファンにとっては嬉しい限りですね。
コミック9巻のネタバレとエリィが注目したミルル貝について深掘りしています。
虫かぶり姫【最新刊】コミック9巻のネタバレ
あらすじ
虫かぶり姫は本が大好きで「虫かぶり姫」と呼ばれているエリアーナとサウズリンド王国の王太子であるクリストファーの恋物語です。
二人は婚約者同士で、この婚約も実はクリストファーが懇願したのもでした。
エリアーナこと、エリィは本にしか興味がなかったのに、次第にクリストファーに惹かれていきます。
王太子の婚約者であることに自信の持てないエリィが王宮の権力争いや国交に巻き込まれながらも、その知識をもって乗り越えていきます。
エリィのことが大好きすぎるクリストファーと王宮のいざこざに巻き込まれながらも意図せず自分の能力を発揮していく純粋すぎるエリーの物語です。
9巻のネタバレ
8巻からの問題が解決するところから始まります。
「私の妃はエリアーナだけだ」という言葉に安心したのと同時にクリストファーを信じられなかったことなど、気持ちが溢れてエリーは泣きじゃくってしまいます。
二人の距離が縮まり、無事に聖夜の祝宴に二人並んで出席します。
夜会でエリィは真っ赤なドレスを着ています。それは凛とした咲きはじめの一輪のバラのようです。
このドレスはミルル貝の顔料で染めたものでした。またしてもエリィの発想が起点になっていたのです。
側室問題も解決し、義母の王妃様も自分の味方だとわかりひと段落です。
色々と尽力したことで、ご褒美に休暇をもらって本を読みたいと訴えるエリィの後ろでクリストファーはサラサラと砂になるのでした。
真っ赤なドレスは注目の的となり、外にはクリストファーが用意したミルル貝のインクで発光するイルミネーションがありました。
一件落着して、結婚することを改めて約束する二人でした。
虫かぶり姫【最新刊】エリーが着眼のミルル貝の魅力
ミルル貝の特産地
アズール地方の特産品のミルル貝。
最初は古文書のインクを再現しようとしたが、乳白色で文字を書くのに適さなかった。
ミルル貝に注目した理由
アズール地方の童話には親のいない子供たちの話が多く、それは生活のために親が出稼ぎに行くからだとエリィは知る。
その土地の生活の基盤となるものがあればと探した結果、ミルル貝に辿り着いた。
ミルル貝の魅力
インクとしては使えなかったが、顔料にして布を真っ赤にすることができたため、それをドレスにしてエリィが着ることによって、注目を集めることに成功した。
インクが発光物質を含んでいたため、新しい可能性が生まれた。
これにより、ミルル貝が取れる貧しい土地が活性化できる。
まとめと感想
虫かぶり姫の最新刊であるコミック9巻のネタバレやミルル貝の魅力を紹介してきました。
相変わらずのエリィの純粋無垢さと彼女を愛する人達がいいですね。
時々みせる、凛とした姿のギャップがたまりません。
クリストファーの溺愛っぷりも継続中で安定のデレです。
9巻の話の中心である、ミルル貝の染料で作った真っ赤なドレスが可愛いです!
これは表紙のものですね。カラーで見れて良かったです。
作者である喜久田ゆい先生も「次巻は新章です」と言っていて、原作小説を読む限り甘々だったそうなので、10巻は9巻以上にラブラブな二人が見れることでしょう。