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こっちのけんとの双極性障害の病状とは!?病と創作活動の関係を徹底解説!!

2023年にこっちのケントさんは自身が双極性障害であると交渉公表しています。

この双極性障害とはいったいどんな障害なのでしょうか。

病気と音楽の創作活動との関係を詳しく解説していきます。

こっちのけんとは双極性障害を公表!病状は?

引用:こっちのけんとさんInstagramより

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双極性障害とはどんな病気?

双極性障害とは精神疾患の一つで、ハイテンションで活動的な「躁状態」と無気力で気分の落ち込む「鬱状態」を繰り返す病気です。

引用:こころの健康情報局スマイルナビゲーターより

要はうつ病でしょ?と思う方が多いかもしれませんが、双極性障害とうつ病は全く違う病気で治療薬も異なります。

ただ、多くの場合、うつ状態で受診してその後躁状態を発症して双極性障害と診断されるようです。

この病気は治療せずにいるとほとんどの場合再発するといわれています。

こっちのケントさんには油断せずに治療を続けて欲しいと思います。

こっちのけんとが双極性障害を公表するまで

こっちのけんとさんが双極性障害を公表する前にも度々『うつ』という単語が出てきていました。

こっちのけんとさんが初めて病気の診断を受けたのは社会人になって1年を過ぎた頃と言っています。

その後、就職をするも、理想の弟を演じることを意識し、兄の活躍で両親が喜ぶ姿を見て「悩みが悩みを呼び、入社後1年がたった頃、家の玄関で倒れてしまいました。鬱と診断され、会社も退職させていただきました」というどん底状態に。

引用:Yahooニュースより

留年していなければ、23歳頃ですね。

2024年現在は28歳のため、約5年間、この病気と向き合っていることになります。

2022年にセカンドシングル「死ぬな」は過去の苦しみから生まれた楽曲と言っています。

その翌年に自分が双極性障害であると発表しました。

自分の病気を発表することで、日々の発信に自分の状況を赤裸々に書く事によって自分を客観的に見ることができているのではないかと思います。

もちろん、応援の声が励みにもなっているでしょうし、自分の言葉が誰かを救っているという事もこっちのけんとさんの病気にプラスに働いているようです。

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こっちのけんとの双極性障害の病状と創作活動について

こっちのけんとさんが双極性障害だからこそ書ける歌詞だと思います。

こっちのけんとさんの創作活動を見ていきましょう。

こっちのけんとの創作活動

・2015年 上京し駒沢大学へ進学。複数のアカペラサークルに所属

・2017年 アマチュアアカペラ全国大会の『Acappela Sprits』2年連続優勝
 2018年

・2019年 1人アカペラシンガーとしてYouTubeを開始

・2019年 第70回NHK紅白歌合戦にRADWIMPSのバックコーラスとして参加

・2022年 自身初の自己楽曲『Tiny』をリリース

・2022年 2ndシングル『死ぬな!』がヒット
      サブスク総再生回数1400万回 MV再生回数1400万回超え 
      TikTok楽曲ウィークリーTop10入り

・2024年 6thシングル『はいよろこんで』大ヒット

ストリーミング・ソング・チャートでは、2024年7月3日公開チャートで49位にデビュー。8月14日公開チャートからは11週連続でトップ10をキープした。今回の1億回突破は、チャートイン20週目での記録となり、こっちのけんとの楽曲が1億回を突破するのは本楽曲が初となる。

引用:billboard JAPAN より

こっちのけんと「死ぬな!」と病の関係

こっちのけんとさんの2ndシングルは大ヒットしています。

「死ぬな!」と呼びかけているようですね。歌詞は生と死というヘヴィな問題に向き合っています。

劣等感を抱く人達に手を差し伸べたい、とこっちのけんとさんは語っていますが、双極性障害である自分に向けての歌詞でもあるのでしょう。

楽曲制作では、うつ病で苦しんでいた当時のメモが大いに役立ったと言い、「自分の“裏”の部分をずっとメモにしていたので、それを引っ張り出しました。でも、当時はタイトルも決まらないし、この曲の主人公的な言葉も見つからなかったんです」と振り返ります。

引用:THE MOMENT オンエアーレポートより

こっちのけんと「はいよろこんで」障害だから作れたこと

こっちのけんとさんの『はいよろこんで』は総合ソングチャート“JAPAN Hot 100”と、世界でヒットしている日本の楽曲をランキング化した“Global Japan Songs excl. Japan”の両方でトップ5入りしていてリズミカルな曲調の中のSOSが国内外で共感を集めています。

こっちのけんとさんは2024年に『躁うつ』になって「はいよろこんで」を作ったと語っています。

テンションが高すぎる時には仕事の依頼を「はいよろこんで」と受けていたと言います。

ただそれが自身の精神を病んでしまうきっかけにもなっていたと告白しています。

「はいよろこんで」という言葉には、“人のために役立ちたい”という思いに加えて、気が付いたら自身をないがしろにしていたと語る、こっちのけんと。「いい言葉だけど、実は、裏で自分を犠牲にしているような言葉を、楽曲にできたことは僕のなかですごく大事なモーメントになっています。人生を変えた1曲です」と話していました。

引用:THE MOMENT オンエアーレポートより

このように双極性障害によって苦しみ、その中で生み出せた楽曲であると語っています。

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まとめと感想:こっちのけんとの双極性障害と病状

引用:こっちのけんとさんInstagramより

こっちのけんとさんは自身のことを語る上で、実兄の菅田将暉さんと自身の双極性障害の話は切り離せない存在だ、と話しています。

自慢の兄の存在がいじめにあうきっかけとなったり、活躍する兄の足を引っ張ってはいけない、良い弟でいなければいけないと自分を追い詰めたり、やっと見つけた音楽を兄も始めたことに苦しんだりしています。それが症状を発症さてたのでしょう。

そんな中で大ヒットしている「はいよろこんで」についてこっちのけんとさんは次のように語っています。

1. 自分がいつまでも好きでいられる曲

2. 聞いていただいてるみなさんが楽しめる曲

この2つの軸で考えた曲がバズった曲になった、と。

生きること自体がギリギリなのだといい、もっとSOSを発信して、と実体験から出た言葉をリズミカルにした事により大ヒットした「はいよろこんで」は双極性障害と向き合って合っているこっちのけんとさんだから生まれたのでしょう。

今後の目標は武道館・紅白・オールナイトニッポンと話していたいたこっちのけんとさんですが、第75回NHK紅白歌合戦に初出場することが内定したと2024年11月14日に分かっています。

今後も夢を叶えて同じ悩みを持つ人々やそうでない人にも力を与えていってほしいですね。